大塚製薬のサプリメント「ネイチャーメイド フィッシュオイルパール」の機能性表示食品の届出書が、消費者庁に受理されました。
当該製品の機能性に関する届出者の評価
標題:
EPA・DHA による血中中性脂肪の上昇抑制作用に関する研究レビュ ー
目的:
エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)の摂取が疾病 別紙様式(Ⅰ) 3 / 3 に罹患していない人の血中中性脂肪に及ぼす影響を検討した研究を調査する ことにより、EPA・DHA の血中中性脂肪の上昇抑制に対する有効性を評価す ることとした。
背景:
EPA・DHA は、これまで心血管疾患リスク、血中中性脂肪、血圧等に 対する有効性が多く報告されており、国外のサプリメント、国内では特定保 健用食品においてその機能が表示されている。EPA・DHA は、肝臓での脂質 の合成抑制、また血中脂質を低下させることが多くの研究によって明らかに されており、生活習慣病改善として血中中性脂肪の上昇抑制作用が期待され る。しかし、疾病に罹患していない人のみで血中中性脂肪の上昇抑制効果を まとめた報告はないことから、本研究レビューでは EPA・DHA の血中中性脂 肪の上昇抑制に対する有効性の有無について検討する事とした。
レビュー対象とした研究の特性:
EPA・DHA による血中中性脂肪に関する ランダム化比較試験の日本および海外の文献について、論文出版年の制限を 設けず検索した(検索日 2015/1/23、2015/3/17)。該当した論文から疾病に罹 患していない人を対象としており、また、利益相反情報等に明らかな問題の 認められなかった論文のみに絞り込んだ結果、最終的に該当した論文は 9 報 であった。このうち日本人を対象にした論文は 4 報であり、年齢は 20~91 歳 であった。
主な結果:
9 報中 7 報で EPA・DHA 摂取によって血中中性脂肪の上昇抑制に 対し有効な作用が認められていた。尚、その摂取量は 1 日あたり 130mg から 2,440mg の間であった。
科学的根拠の質:
本研究レビューの限界として、疾病に罹患していない人を 対象とした EPA・DHA 摂取による血中中性脂肪の上昇抑制に関する論文報告 数が少ないものの、EPA・DHA 1 日あたり 130mg から 2,440mg の間の摂取 量において効果が認められた。EPA・DHA を 130mg から 2,440mg/日の間で 摂取することで、血中中性脂肪の上昇抑制効果が認められた。有効性だけで なく、日本人の食事からの ω-3 系脂肪酸の平均摂取量(2.25g/日)から、サプリ メントで EPA・DHA を過剰に摂取した場合のリスクを考慮に入れた場合にお いても、当該製品の EPA・DHA 含有量(241.2mg/日)は有効性および安全性の両 面から妥当であると考えられる。
(構造化抄録).
